「親が医療福祉に従事しているため、興味を持った。」
「自分の祖父母の介護を家でしていて興味を持った。」
「介護業界に興味があるけど、失敗したくない…」という人へ
20代で介護にチャレンジしてみようと思われている人に現役の介護施設の施設長でもある私が、就職や転職について、紹介していきます。

参考にしてみてください!
本記事の内容
・介護職をする前に知っておくべきこと
・就職・転職で失敗しない方法
・おすすめの働き方
【合わせて読みたい】でチェックするポイントを紹介しています
20代で介護職に就職・転職する前に知っておくべきこと


同じ業種・種別でも事業所によって、考え方が異なるため必ずチェックしてみてください。
- 種別によって働く内容が違う
- 資格の有無で待遇が変わる
- 夜勤の有無・残業の多さに注意



各事業所によって特徴や設定が違うのでまずは確認してみてください。
1.種別によって働く内容が違う
介護職が働く施設は大きく分けて3つです。
入所系
介護施設に入所して、食事、排泄、入浴といったサービスを提供します。
特に「特養」と言われる施設は人生の最期を過ごす終の棲家とも言われてます。
特別養護老人ホーム、グループホーム、ショートステイ、有料老人ホームなど
通所系
利用者の家まで迎えに行き、昼食、お風呂、リハビリなど日中をメインとしてサービスを提供します。
時間になれば、自宅へ送ります。
デイサービスなど
訪問系
スタッフが利用者の自宅に行き、食事の提供や排泄介助、入浴などといったサービスを提供します。
場合によっては深夜帯や早朝にサービスを提供しているところもあります。
ヘルパーステーション、居宅介護支援事業所など



さまざまなサービスがありますよ~
2.介護の資格があるかないかで待遇が変わる
未経験・無資格でも働くことは可能ですが、やはり資格に応じて待遇はかわります。
一番わかりやすいのが手当です。
介護福祉士の資格を持っていたら、資格手当10,000円
そもそもの基本給が別に設定されている事業所もあります。
3.夜勤の有無・残業の多さに注意有無・残業の多さに注意
入所系には夜勤がありますが、通所・訪問には夜勤はありません。(通所系で一部夜勤がある所もあります。)
夜勤時間も事業所によっては9時間夜勤16時間夜勤などとさまざまな設定をしています。
また、事業所によっては残業が多かったりするところもあるためしっかりと確認は必要です。
20代が介護職の転職で失敗しないための5つのチェックポイント


失敗しないために5つのポイントを紹介します。ぜひチェックして就職・転職の際に役立ってください。



まずは5つすべて一覧にします
- ブラックな職場を避ける方法
- 転職前に見学・体験をする
- 実務者研修などの資格を取っておくと転職が有利になる
- 長く働ける職場か?キャリアパスを考える
- 福利厚生や労働環境をしっかりチェック
1.ブラックな職場を避ける方法
求人の「高収入」だけに惑わされないようにしてください。そのような、職場にはスタッフの入れ替わりが激しい場合があります。
または、サービス残業が当たり前の場合もあります。
その他にも、管理者やリーダーなど役職についている人の意見ばかりが通り、自分たちの意見は全く聞き入れてくれないこともあります。
そのためには、実際に働いている人の口コミをチェックすることや、転職サービスを使い担当者から聞くこともできます。
2.転職前に見学・体験をする
実際、求人票を見ただけ、周りの口コミだけで失敗しない施設選びができるとは限りません。
そのためには、直接見学をしてスタッフの雰囲気を感じること。
スタッフが利用者さんと関わる様子を見て、自分がここで働くことができるかを判断することが良いです。
面接だけではわからないこともあるため、見学や体験をすることをオススメします。
3.実務者研修などの資格を取っておくと転職が有利になる
2024年4月より介護施設で働く場合、認知症介護基礎研修の受講が義務化されました。
そのため、介護施設で働くためには「初任者研修」や「実務者研修」を取得していると採用側としては採用までのハードルが下がります。
また、専門的な認知症や介助方法のことなど研修を通して学ぶので自分自身も施設選びの選択肢が広がります。
事業所によっては資格取得支援制度があるところもあります。その部分は、しっかりとチェックしてみてください。
また、転職サイトでも支援している所もあります。
合わせてチェックしてください。
4.長く働ける職場か?キャリアパスを考える
20代の今だけを考えるのでなく、30代40代と年齢を重ねた時のことも考えて選ぶのが大切です。
介護福祉士やケアマネジャーの資格を取得したら、手当がどれだけアップするのか、
その資格を活かした役職がどのように設定されているのかなど確認してみましょう。
その他にも、リーダーや管理者など役職に就くためのキャリアプランが明確になっているかも大事になってきます。
このように、しっかりと今だけではなく将来を見据えて行動するのも大事になってきます。
5.福利厚生や労働環境をしっかりチェック
介護の仕事は体力的にも精神的にも負担が大きいです。そのため、働きやすい職場環境は大事です。
有給休暇は取りやすいか、希望休は必ず取得することができるかは必ずチェックしてみましょう!
また、研修制度も確認しておくことをオススメします。
新人研修はきちんとしているか
外部研修への参加費用は会社負担なのか
資格取得のための支援があるか
などきちんと整っているかを確認してみてください。



面接でよく聞く質問10選も合わせて読んでみてください
20代におすすめの介護職の働き方


• 未経験から始めるなら? → まずは資格なしOKの職場で経験を積む
• 正社員 vs. 派遣、どちらがいい? → 自分のライフスタイルに合わせた選択
• 今後のキャリアを考えるなら? → どんなスキルを身につけるべきか



1つずつ解説していきます!
1.未経験から始めるなら? → まずは資格なしOKの職場で経験を積む
20代で介護を始めるなら、まずは資格を重視するのではなく「現場経験を積む」ここを意識してみよう
しっかりと研修制度が整っている施設では、新人教育がしっかりとしており基礎からの学びやスタッフの指導も備わっています。
現場で基本的なケアを学び、初任者研修や実務者研修の取得を目指すのが理想的です。
多くの施設では資格取得支援制度があるため、働きながらでも取得することは可能です。
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資格よりまずは経験を積むことは大事ですね
2.正社員 vs. 派遣、どちらがいい? → 自分のライフスタイルに合わせた選択
正社員と派遣、どっちがいいかは一概には答えることはできませんが、自分の生活に合った選択をするのをオススメします。
正社員のメリット
- 安定した収入を得ることができる
- ボーナスや退職金が出る
- キャリアアップを考えた時、次のポジションがわかりやすい
- 正社員としての信用が得られる
派遣のメリット
- 自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる
- いろいろな職場を経験することができる
- 人間関係についての巻き込まれることが少ない
1人で考えるのが難しい場合は転職の専門に聞いてみるのが1番です!アフターフォローも充実しているところを探してみてください。
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メリット・デメリットを考えてみてください
3.今後のキャリアを考えるなら? → どんなスキルを身につけるべきか
介護職として、スキルを積み上げていくためのプランを考えてみてみましょう!
・現場の流れを理解する
・コミュニケーション能力について向上を図る
・基本的な介護技術を身に着ける
・新人職員に指導する立場になるなどの後輩指導
・1人で現場をまわせれるように判断・ケアができるようになる
・初任者・実務者研修の資格を取得する



これは一例なので早い人もいれば遅い人もいますよ~
まとめ 20代で介護職に転職するあなたへ


20代で介護にチャレンジしてみようと思われている人に就職や転職で失敗しないための5つのポイントを紹介しました。
ブラックな職場を避ける方法
転職前に見学・体験をする
実務者研修などの資格を取っておくと転職が有利になる
長く働ける職場か?キャリアパスを考える
福利厚生や労働環境をしっかりチェック
この5つのポイントをチェックして資格取得のために準備を進めたいと思った方は
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合わせて読みたいでは「転職で失敗する人の特徴」を紹介しています。



チェックして情報収集してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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