「遠方に住んでいる両親が高齢で今後のことが心配」
「自分たちの老後、子どもに世話をしてもらうのがなんだか悪い」
「一緒に暮らしている夫・妻のことが気になる」
このように、老後も夫婦で一緒に過ごしたい。
両親のことが心配で、できたら一緒の施設に入ってくれたらいいのにと考えている方が、実際に施設の申し込みに来られた時に口にされるのを聞きます。

私の施設は2人部屋ないのですが・・・
夫婦で入れる老人ホームもあります。
本記事では、そもそも老人ホームとは、夫婦で入れる施設のメリット・デメリットなどを解説していきます。
本記事の内容
どんな老人ホームがあるか
夫婦で入れる施設のメリット・デメリット
夫婦で入れる老人ホームを紹介
どのような老人ホームがあるか


夫婦で入れる可能性のある施設を解説していきます。
- 有料老人ホーム
-
種類:
- 介護付き:介護サービスが施設内で提供
- 住宅型:自立~軽度要介護向け。外部介護利用可能
- 健康型:自立した高齢者向け
費用:初期費用+月額15万円~
- サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
-
特徴:自立した生活が可能で、バリアフリー。安否確認や生活相談を提供
対象:60歳以上または要介護者
費用:月額10万~+敷金
- 特別養護老人ホーム(特養)
-
特徴:公的施設で費用が安い。要介護3以上が原則入居対象
サービス;日常生活全般の介護、看取り対応
費用:月額10万円~15万円程度
- グループホーム
-
特徴:認知症高齢者向けの小規模施設(1ユニット9人程度)
対象:家庭的な環境で生活支援・介護を提供
費用:15万円~20万円程度
- ケアハウス
-
特徴:自立した高齢者向けの軽費老人ホーム。食事提供あり
対象:60歳以上で身寄りがなくない人など
費用:5万円~15万円程度



すべて2人部屋があるわけではないので注意が必要です
夫婦で施設に入るメリット・デメリット


夫婦で施設に入ることは可能ですが、メリット・デメリットを知ってから、いろいろな施設を検討してもらえればと思います。
思っていたのと違うとならないように、実際に夫婦で施設入所された人もいたため、実際にどうだったのかなど含めて紹介していきます。
メリット
①費用面が抑えられる
サービス付き高齢者向け住宅などの場合、1人ひとりで部屋の契約をすると
2重で家賃や敷金などの費用が掛かってしまうのが、2人部屋の場合だと家賃や敷金などを抑えて生活することが可能です。
場所によっては、「夫婦部屋割引」がある施設もあり個別で入るよりトータルの費用が安く抑えることができます。



実際に入った方の施設でも、1人ひとり入るより夫婦部屋の方が安かったです。
②夫婦2人だけで安心感を得ることができる
長年一緒に生活をされていた夫婦が、自宅での介護が困難になりどちらかの方が入所されてしまうことで、
今まで当たり前にしていたことがなくなり、精神的に不安定になることもあります。
この場合、すべてではなく介護のプロである職員に一部は介入してもらうことで、やりがいも感じることでしょう。
また、夫婦部屋であることで周囲の目を気にすることなく、一緒に生活することができます。



夫婦2人暮らしであったため、ずっと一緒にいたいって言われていました。
③子どもたちに負担がかからなくて済む
介護が必要になった場合、親は子供に心配させたくない。
子供は親は大丈夫なんだろうかと心配・不安になってしまうと思います。ましてや、遠保であればなおのことです。
その場合、自分のプライベートのことをしつつ、親のことをするとなると
肉体的にも精神的にも負担がかかります。
そこで、夫婦で入所することで介護・安否の確認など心配事が少なくなります。



夫婦部屋に入所した方は、子どもには頼ってられんって言ってました


デメリット
①介護度に差があると断られることがある
施設によっては、夫婦で介護度に差がある場合、入所を断る場合があります。
夫婦のどちらかだけが要介護認定を受け、介護が必要な場合
要介護認定を受けていない方の介護負担が入所する時と変わらず、夫婦同室がストレスになる場合があります。
このように、同室の方を思って、今後のことを見据えて1人部屋を勧められるなどして断られることもあります。



本人の意思が強かったらと、その施設の方針もあるから絶対に断られることはありません
②どちらかが亡くなった場合、長期入院した場合、生活が変わる
夫婦で入所された場合、どちらかが先に退去となると
まずは、費用面が大きな負担となります。金銭的に余裕があれば広い部屋で済むことは可能ですが
予算が厳しい場合は別の入所先が必要となってきます。
または、介護がより必要となった場合は介護サービスの費用の負担が大きくなります。
その他にも、逆に残された方がまずまず身の回りは自分でできている場合は、自宅に戻るといった選択もできるため入所の必要性がなくなるかもしれません。



実際に亡くなって残された方の方は退去されていまいた。
③施設探しに時間がかかる
多くの施設では2人部屋(夫婦部屋)は多く設定されていることが少ないため、数が少ないため入所までの時間がかかります。
その他にも、夫婦で入れる施設は人気も高いため、その部屋が空くまで待つことになります。
・早く入りたい
・自宅の近くで探したい
などの希望があると、どうしても時間がかかってしまいます。
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夫婦で入れる老人ホームを紹介
夫婦で入れる施設は限られていますが、最近では「夫婦部屋」を用意している施設も増えています。
ここでは具体的な施設と選び方を紹介します。
夫婦で入れる老人ホームの種類と特徴
- ①有料老人ホーム
-
有料老人ホームは夫婦で同じ部屋に住めるプランを用意していることが多いのが特徴です。
夫婦二人で生活できる広めの居室が確保されており、
「夫婦部屋プランあり」「一緒に暮らせる介護付き有料老人ホーム」などと表記されています。
介護が必要になった場合でも、施設内で対応可能な場合があります。ただし、特養などよりかは費用面での検討が必要です。
- ②サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
-
サ高住は、介護サービスを受けながら比較的自由な生活を送れる施設です。
通常のアパートやマンションに近い環境で生活できますが、必要な介護サービスを外部から受けることができます。
夫婦で同じ部屋に入居できるタイプもあり、個室タイプよりも費用が抑えられることがあるのがメリットです。
食事サービスや安否確認などの基本的なサービスが提供され、自立した生活を望む夫婦に適しています。
- ③ケアハウス
-
ケアハウスは低価格で入居できる施設です。夫婦での入居が可能なところもあります。
比較的費用が抑えられるため、経済的な負担を軽減したい夫婦に向いています。
注意点として要介護度が進むと退去が必要になるケースがあります。
そのため、将来的に介護度が上がる可能性がある場合は、事前に施設の方針を確認することが重要です。
グループホーム
特別養護老人ホーム
この2施設はほとんど夫婦部屋、2人部屋の設定がありません。探せばもしかするとあるかもしれませんが…
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有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、ケアハウスなどの特徴などを紹介しましたが
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まとめ 夫婦で老人ホームを探すには
夫婦で施設に入るメリット・デメリットの紹介をしました。
メリット
- 費用面が抑えられる
- 夫婦2人だけで安心感を得ることができる
- 子どもたちに負担がかからなくて済む
デメリット
- 介護度に差があると断られることがある
- どちらかが亡くなった場合、長期入院した場合、生活が変わる
- 施設探しに時間がかかる
3種類の施設がオススメです!
有料老人ホーム
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
ケアハウス
ただ、1からすべて探したりするのが大変!どこがいいのかわからない!と
思う人には「シニアのあんしん相談室」
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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