【注目!】施設長の年収・給料は上位に位置してる!?

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「施設長って給料いいんでしょ?」

「実際どれぐらいもらってるのか気になる…」

こんなふうに思ったこと、ありませんか?

介護の現場でコツコツ働いて、キャリアを積んで……

いざ施設長を目指す!となったときに、やっぱり「収入面」大きな判断材料になりますよね。

私自身、介護職からスタートして施設長になりましたが、

「結構給与面ではUPした」「でも思ったよりかなり大変」というのが正直なところです。

だまる

リアルな目線で解説していきます。

  • 施設長の年収の相場
  • 実際のぼくの経験談
  • 年収だけで判断してはいけない理由

「施設長を目指してみたいけど、給料が気になる」という方に読んでほしい内容です。

目次

施設長の年収・給料ってどれくらい?

「施設長って、実際どれぐらいもらってるの?」

これは、施設長を目指す人にとって、やっぱり1番気になるポイントですよね。

施設の“長”という立場だから、ある程度の給料はもらってそう…

そう思う方も多いと思います。

そんな疑問に対して、私自身の実体験をベースにしたリアルな話をお伝えしていきます。

だまる

あくまで個人の体験なので、法人や地域によって多少の差があります。

介護職と比べてどれくらいアップする?

厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」から介護職の平均手取り月額が24万円程度です。

私が介護職員として働いていたころの月額も、だいたいそれくらいでした。

(26万円くらい※夜勤手当や役職手当もあり)

では、施設長になった今はどうかというと

こちらも介護労働安定センター「令和4年度 介護労働実態調査結果」から

年収で約520万円となっているため。そこまで差はありません。

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単純に見れば「アップしてる」と言えるんですが——

実際には、責任の重さ・プレッシャー・業務量などを含めて見ると、単純な“時給換算”ではお得とは言えないかもしれません。

でもその分、自分の裁量や判断で動けるやりがいも大きくなります。

施設の種類によって年収は変わる(特養/老健/グルホなど)

介護職・施設長の給与は働く介護施設の種別によっても変わります。

また、法人によっても基準が違うので一概には言えませんが...

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇改善状況等調査結果」をもとに介護職の施設別の平均給与をまとめました。

介護職の場合

施設名平均給与額(円)
介護職員全体338,000
特別養護老人ホーム361,860
介護老人保健施設352,900
訪問介護事業所(ヘルパーなど)349,900
通所介護事業所(デイサービス)294,400
小規模多機能型居宅介護事業所330,600
認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)326,500

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施設長の場合

施設形態平均年収(円)
特別養護老人ホーム1207万
介護老人保健施設657万
訪問介護事業所(ヘルパーなど)440万
通所介護事業所(デイサービス)488万
小規模多機能型居宅介護事業所454万
認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)434万
だまる

統計だけでを見るとやっぱり施設長ってもらってるなって思いますよね

施設長を目指すなら、まずは“今の自分の市場価値”を知っておくのがおすすめです。

年収の“裏側”も知っておこう

施設長の年収は、たしかに介護職よりも高くなります。

でも、実際にやってみて感じたのは——

「数字だけ見て判断するのだけでは危険」ということです。

施設長の業務内容を知ってしまってからの判断と、知らない場合の時では、重みが違ってきます。

もう1度、施設長をするかと聞かれたら、すぐに返事ができるかどうか微妙です...

「給料は高くても、責任も重い」

給料が上がるということは、それだけ背負うものが増えます。

  • 職員や利用者の命に関わる判断
  • トラブルやクレームの最終対応
  • シフトや人員の調整がうまくいかないときの全責任

施設の“顔”としての立場である以上、最終的な判断はすべて自分に回ってきます。

給料は増えて周りから見ると、「すごい」って思われるかもしれませんが

「精神的にラクか?」と聞かれるとそうではありません。これが本音ですね

だまる

上手くいかない時は、責任をとらないポジションに戻りたいと何度も思ったことがあります。

「施設の経営状況によってボーナス・昇給に差がある」

意外と見落とされがちなのが、法人の経営状況=自分の年収に直結するということ。

施設運営に関しては、施設長である自分自身が大きく関わってきます。

お金の動きを一番よくわかっているのが、施設長です。

そのため、稼働率が低かったり、加算が取れていない施設では、

「ボーナスが出ない」「昇給が止まる」なんてことも珍しくありません。

逆に、しっかり利益が出てる施設であれば、役職手当や昇給も期待できます。

このように、自分だけの問題ではなく全職員にも関係することまでを考える必要もあります。

だまる

ボーナスをみると自分もこれだけもらえるようになったと嬉しくはなります。

年収だけで判断すると失敗する理由

自分自身、介護職のときから

「給与を上げたい」「年収をあげたい」と思っていたため

ャリアアップ・役職につきたいと思いながら仕事をしていました。

しかし、お金だけ仕事をみていると失敗することがあります。

実際にあった話ですが

「年収500万円〜」という求人に飛びついて転職したものの

  • 法人の風土が合わない
  • 業務量が多すぎて心身がすり減る
  • 周りに相談できる人がいない

などの理由で、すぐに辞めてしまう人もいました。

だからこそ、年収だけじゃなく、

  • どんな雰囲気の職場か
  • どんな人が多いか
  • サポート体制があるか

こうした“目に見えない条件”を大切にしてほしいと思っています。

だまる

給与だけで選ばず、“自分がどう働きたいか”から逆算する。ことが大事です。

実際、私はいくらもらってる?

ここでは、私自身の実体験をもとに、「介護職から施設長になって、どれぐらい給料が変わったのか?」をリアルにお伝えします。

※あくまで個人のケースですが、キャリアアップを目指す方にとってイメージがしやすくなればと思っています。

だまる

良いか悪いか判断してください

施設長になる前と後の手取り比較 ざっくり

介護職員として働いていたときの手取りは、だいたい月26万円くらいでした。

これは、資格手当、夜勤手当、役職手当などもろもろ含めての金額です。

当時はユニットリーダーをしていたため、それなりの役職手当はもらっていました。

夜勤手当などがついても、家族もいるため生活はそこまでラクじゃなかったです。

施設長になってからは、手取りで月30万円ほどになりました。

ボーナスも含めると、年収ベースで約100万円アップという感じです。

手取りに関しては、大幅に増加したわけではないけどボーナスで大きな差が出るようになったのは大きいと感じています。

だまる

たしかに数字としては大きく上がったけど、その分「責任」も一緒に増えました

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生活がどう変わったか?

施設長になって大きく給与も上がり変化しましたが、1番変わったのは、「生活スタイル」です。

介護職のころと比べると

  • 勤務時間は固定
  • 早出・遅出・夜勤などの勤務がなくなった
  • 基本、土日休みになった
  • 身体介助をする機会がほぼなくなった
  • 自分で勤務スケジュールをある程度調整できるように

といった具合に、働き方そのものが大きく変わったんです。

だまる

夜勤って、今思えばかなり負担だったんだな…と、あらためて実感しています。

もちろん、業務がラクになったわけではありません。

でも、「自分が判断して、職場を動かせる立場」になった分、働きがいも増えました。

まとめ|施設長の年収は「額面以上の価値」があるかもしれない

ここまで、施設長の年収やその裏側、実際の変化について伝えしてきました。

たしかに、施設長になれば給与は上がります。

でも、それと同じくらい責任も重くなり、求められることも増えるポジションです。

だまる

「年収500万円以上」と聞いて羨ましくなるかもしれませんが、その裏には日々の判断と緊張感があります。

自分の理想に近い働き方ができる

組織を動かす立場になれる

人生やキャリアの幅が広がる

という面も大きいです。

もっと施設長になるためのステップを知りたい方はこちら

だまる

今の職場で施設長を目指せるかどうか、具体的な道筋が見えてきます。

「数字」だけじゃなく、「働き方」や「暮らし方」まで含めて

“自分にとっての理想”を実現するための選択肢として、施設長という道もある

そんなふうに思ってもらえたなら、この記事を書いた意味があります。

施設長を目指すなら、まずは“今の自分の市場価値”を知っておくのがおすすめです。

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