４0代で介護職に転職するあなたへ｜失敗しない転職＆資格取得の完全ガイド

こんな不安を感じて、転職して来る方は数多くいました。

多くの採用面接をした介護施設の施設長でもある私が断言します。

「40代でもまだまだ介護職の転職は十分に可能です！」

社会人経験を積んだ40代だからこそ、介護の現場で活かせれるチャンスが広がっています。

この記事では、そんなあなたに向けて

40代から介護職への転職を考え成功させるためのコツを紹介しています。

本記事の内容

40代で介護職に転職する人が増えている理由

「介護労働量調査」によると

介護福祉士の年齢別割合は40～49歳が26.6％、50～59歳が25.5％で、40～59歳が全体の過半数をしめています。

「介護職＝20代30代の若い世代が中心」と思われがちですが、実際は40代～50代が中心となっています。

では、なぜ40代や50代の方が介護職として活躍しているのでしょうか？

その背景には、次のような理由が挙げられます。

子育てが一段落して、自分の・家庭の時間に余裕がでたから

• 子どもが高校生に進学するタイミング、大学生・就職したタイミングで
• 「正社員として働きたい」と思う人が多いです。

将来のために、安定した仕事に就きたい

・子どもの教育費、生活のため、シングルだから自分がしっかりと稼ぎたい。

と言う理由で転職する方もいました。

・未経験・無資格でもチャレンジすることができる間口の広さ

人材不足であるため、国も未経験者を積極的に支援しています。

このように、40代は生活の流れが変化して「介護職デビュー」に適した世代です。

今までの経験や人間力は現場でも確実に武器になります。

40代で介護職の転職で失敗しないための5つのポイント

ここからは、40代で失敗しないための５つのポイントを紹介します。

ポイントとしては

このポイントを意識しつつ転職活動してみてください。

自分に合った職場を選ぶ（見学・体験は必須）

介護職といっても業種がさまざまであり

• 通所系（デイサービスなど）　自宅から施設に通う方をサポートする
• 訪問系（訪問介護など）　利用者さんの自宅を訪問して支援する
• 入所系（特別養護老人ホームなど）　24時間体制で施設に入所している方を支援する

このように、同じ「介護職」でも業務内容や働き方がまったく違うのです。

では、それぞれどんな人に向いているのでしょうか？

無理のない働き方を選択する（体力・家庭とのバランス重視）

• 通所系：デイサービスなど
• 訪問系：ヘルパーなど
• 入所系：特別養護老人ホームなど

働き方がバラバラです。そのため、あなたのライフワークに合わせた選択をしないと

「思っていたのと違う！」「自分に向いていなかった」など

後悔することになります。

資格取得を積極的に考える（初任者研修からステップアップ）

介護職への転職を考えるなら、資格取得はキャリアアップや待遇改善への重要な第一歩です。

また、資格があるかないかで面接時の印象も違います。

「これから実務者研修を取りに行きます。」より「今、実務者研修取りに行っています。」の方が印象が全く違いますよ

40代からの転職でも、資格を取得しておくことで

といった可能性が大きく広がります。

まず目指したいのが、介護職員初任者研修です。

介護職員初任者研修とは？

修了後は正社員求人の幅も大きく広がる

さらに、初任者研修取得後は、

実務者研修→介護福祉士

と、順を追ってステップアップしていくこともできます。

介護福祉士まで取得すれば、

など、大きなキャリアチャンスを掴むことができます。

40代は「まだまだ伸びる世代」です。

今からでも十分、資格を活かして未来を広げられるので、

転職活動と並行して、ぜひ資格取得も積極的に考えてみてください。

転職エージェントを活用してミスマッチを防ぐ

ハローワークの求人情報を自分で見るだけでは、働く環境や、その職場などの雰囲気など細かいところが分かりにくいです。

そんな時に活用したいのが、転職エージェント

エージェントを利用することでさまざまなメリットがあります。

自分の希望にマッチした求人を紹介してもらえる

自分で求人を探す手間が省け、希望条件に合った職場を効率よく見つけられます。

面接前に「内部情報」を教えてもらえる

離職率や職場の雰囲気、上司やスタッフの特徴など、求人票だけではわからないリアルな情報が手に入ります。

給与交渉・勤務条件の相談も代行してくれる

自分では言いにくい「給与アップ交渉」や「勤務時間の相談」も、エージェントが間に入ってくれるので安心です。

時間を有効に使いたい、めんどくさいことは頼んでしまいたい。って人にはピッタリです。

実際に求人を募集して営業担当からこんな人いますがいかかですか？

御社の今の状況の変わりがないか教えてください。

など聞かれることがあります。

採用が決まるまでは、エージェントを通してのやり取りが基本になるため、求職者にとっても手間が大幅に減る仕組みになっています。

転職エージェントの活用は非常におすすめです。

ただし、紹介された求人を鵜呑みにせず、最後は自分で確かめることが転職成功のカギですよ！

5年後、10年後を見据えてキャリア設計する

「40代から介護職を始めても、キャリアアップなんてできるのかな……？」

そんな不安を抱く方もいるかもしれません。

結論から言うと、40代から介護職を始めてキャリアアップなどすることは可能です。

実際に私が知っている人は、

• 40代で介護の仕事をスタート
• 介護福祉士を取得
• その後、ケアマネジャー資格も取得

現在は60代で施設の統括職として、夜勤にも入りながらバリバリ活躍している

そんな方もいます。

このように、年齢に関係なく努力次第で道は開けるのが介護業界の魅力です。

では、どんなキャリアプランを描けばいいのでしょうか？

5年後を目指してできること

10年後を見据えてできること

40代から介護業界に飛び込むなら、

「5年後・10年後の自分をイメージしながら、今できることを積み重ねる」

この意識を持つことが成功への近道です。

焦らず、コツコツとステップを踏みながら、

未来の自分が「いい選択だった」と思えるキャリアを作っていきましょう。

まとめ　40代からでも介護職転職は十分に可能！

40代から介護職に転職するのは、決して遅くありません。

むしろ、社会人経験や人間力を武器に、現場で活躍できるチャンスがたくさんあります。

大切なのは

この３つを意識して動けば、きっとあなたにも「自分らしい働き方」が見つかるはずです。

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今動き出せば、未来の自分が「この選択をしてよかった」と思えるはずです。

焦らず、自分に合った一歩を踏み出していきましょう！

最期まで読んでいただきありがとうございます。

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