日本は、世界的にみて自然災害(地震・洪水・台風など)のリスクや発生件数など世界トップクラスに位置しています。
特に、地震に関しては発生回数世界4位であり、被害額もトップクラスです。
昨今のニュースで、地震など自然災害に対しての対策やグッズに関心が高まっています。
しかし、災害はいつ起こるかわかりません。特に高齢者が避難する際には特別な配慮が必要です。
この記事では、高齢者の方だけでなく介護施設でも使える・役に立つ防災グッズを紹介します。
本記事の内容
防災グッズの選ぶポイント
おすすめ防災グッズ
介護施設での防災対策

確認のために、ぜひ参考にしてください。
高齢者向け防災グッズの選ぶポイント


- 軽量で持ち運びやすい
- 操作が簡単(説明不要など)
- 視覚・聴覚に配慮されている(大きな文字、大きな音)
- 衛生面に配慮されている(排泄、感染対策など)



1つずつ解説していきます。
防災グッズが軽量で持ち運びやすい
避難するまでに時間があれば、多少重い荷物を運ぶことはできますが、いざという時に持ち運びが容易にできなければ
防災グッズがあっても意味がありません。
ましてや、高齢者の方にとって避難するだけでも不安や焦りがある中で
重たい荷物までを持って移動するのには相当な労力がかかります。



介護施設でも同様のことが言えますね!
防災用品の操作が簡単(説明不要など)
防災用品を使用しようとするときに操作が複雑であった場合や、何個も工程が必要であると、ストレスに感じてしまうこともあります。
また、工程を間違えると上手くいかなかったりと、使用したいときにすぐに使用できないでは意味がないので
直感的に使用できるのもが使用者の立場になると楽ですよね



余裕があれば可能だけどできればわかりやすいほうが便利ですね
災害用品の表示が視覚・聴覚に配慮されている(大きな文字、大きな音)
高齢になると視覚や聴覚の低下がみられるため、できるだけ大きな文字や音であれば手に取ることができます。
これは、高齢者に限らず介護職員の場合や小さな子どもにも当てはまることで
わかりやすい文字、音でアナウンスされていると、すぐ見てつかむことができますね。



誰もが見てわかるのが1番いいですね!
衛生面に配慮されているグッズ(排泄、感染対策など)
排泄物の問題など避難生活で必要不可欠なものです。
特に介護施設ではオシメを使用している方が多くを占めるため、排泄に関しての物を多めに準備しておくこと。
感染症にならないための対策、広げない対策が必要となってきます。



衛生面での配慮は誰もが必要となってきますね
介護施設で使える防災グッズ5選


- アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 防災グッズ 防災リュック 防災セット 1人用
- 防災セット 撥水加工イス型リュック 18点セット
- アルファ米 26種8日分セット 非常食 5年 防災防犯ダイレクト
- どこでも簡単トイレ トイレの女神PREMIUM 簡易トイレ
- Jackery ポータブル電源 1000
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 防災グッズ 防災リュック 防災セット 1人用


リュック容量は26ℓ、重さ約4.4キロ、ウエストベルトもついているのでリュックの重さも分散できるようになっています。
リュックに一式揃っているためあれこれ考える必要なし!
エアーベッド、ポンプ、懐中電灯ランタン、携帯トイレ、アルミブランケット、衛生用品(マスク、ウェットティッシュなど)、簡易食器類など。
防災士監修のガイドがついているので、困った時安心



エアーベッドがあると避難生活の時に負担軽減できますね
防災セット 撥水加工イス型リュック 18点セット


リュックになっているため両手が自由に使え、さらにはリュックがイスとして使えるため避難時に少し休憩するときにも活躍します。
中身も必需品(LEDラジオライト、懐中電灯、食品、水、防災ラジオなど)
便利グッズ(乾電池、タオル、救急用品)が18点セットとして揃っているため、リュック1つあればすぐに使用できます。



リュックとイスの組み合わせがいいですね!
アルファ米 26種8日分セット 非常食 5年 防災防犯ダイレクト


白飯、わかめご飯、五目ご飯、野菜ピラフ、山菜おこわなどバラエティ豊かな味を楽しめ、製造から5年間保存が可能です。(おこげやレトルト品は7年間)
食べ方も水または熱湯を注ぐだけ。スプーンが付属して袋が容器になるためすぐに食べることができます。



介護施設でもこのような非常食を準備しています。
どこでも簡単トイレ トイレの女神PREMIUM 簡易トイレ


1回で最大500㎖の排泄物を吸収することができ、20秒でその排泄物を固めることができます。
消臭や抗菌効果もあり、凝固剤は15年保存が可能なため、防災グッズとしては必需品になります。
使い方も簡単で便器にセットするだけで使えます。
講演で聞いたときに、水が流れない、簡易トイレの備えが少ないため便器がゴミなどで埋まってしまうと聞いたため簡易トイレは必須です。



軽量で収納しやすいから、必要数は持っていてもいいですね
Jackery ポータブル電源 1000


停電時にでも医療機器や家電を動かせる、大容量のバッテリーです。
10年間毎日使っても問題ない耐久性も魅力的です。
重量は約10.8キロと他のメーカーより軽量で女性や高齢者でも持ち運びができます。
1台あるとなにかと便利で特にJackery ポータブル電源 1000はコスパに優れているので検討してみてください



キャンプやBBQの時など、さまざまな用途で使用できますね
施設内での防災対策のポイント
非常食や防災グッズも重要な物ではなりますが、まずは素早く安全に避難することが求められてきます。
ここでは、いかに日々の訓練が大切か。介護施設で義務化となった事業継続計画(BCP)がどのような役割を果たすのかを紹介していきます!
日頃の訓練が大事
介護施設での防災対策で最も大切なのは、やはり日頃からの訓練です。
入所者の安全を守るには、スタッフ全員が災害時にも落ち着いて行動できる準備が必要です。
定期的な避難訓練では、実際に起こりそうな場面を想像しながら、夜間や人手が少ないときなど、いろいろな状況での対応を訓練しましょう。
特に、ご自分での避難が難しい方々の誘導方法については、スタッフ全員がしっかり把握しておくことが大切です。
訓練のあとには、みんなで「ここが良かった」「ここは改善したい」と話し合い、次に活かしていくことで
実際の災害時にも冷静に対応できる力が育まれていきます。
介護施設で義務化になった事業継続計画(BCP)
2021年から、BCP(事業継続計画)の作成がどの事業所にも必要になりました。
災害や感染症など緊急事態が起きても、介護サービスをできるかぎり継続できるための「もしもの時の計画」です。
例えば、災害時や感染症が起きた時に「誰が指示を出すのか」「スタッフなど、安否を確認する方法」「必要な物品」など、
サービスを続けるために必要なことを前もって考えているものです。
特に介護施設では、サービスを継続するうえで、電気・水が使えなくなった時の代替え品を考える、さまざまな業種や地域との連携体制作りが大切です。
BCPの計画に基づいて訓練をして、振り返りさらに良いものに仕上げていく、その時の情勢にも合わせた計画が必要です。
まとめ 高齢者におすすめな防災アイテム


介護施設でも使える高齢者に優しい防災用品まとめを紹介しました。
- アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 防災グッズ 防災リュック 防災セット 1人用
- 防災セット 撥水加工イス型リュック 18点セット
- アルファ米 26種8日分セット 非常食 5年 防災防犯ダイレクト
- どこでも簡単トイレ トイレの女神PREMIUM 簡易トイレ
- Jackery ポータブル電源 1000



もう1度気になった商品を見てください!軽量なものをオススメしています。
高齢者向け防災グッズの選ぶポイント
- 操作が簡単(説明不要など)
- 軽量で持ち運びやすい
- 視覚・聴覚に配慮されている(大きな文字、大きな音)
- 衛生面に配慮されている(排泄、感染対策など)
このポイントも合わせて確認してください。
最期まで、読んでいただきありがとうございます。
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